証券口座の開設
2022年4月1日の民法改正・成年年齢引き下げによって、18歳から親の同意を必要とせずクレジットカードを契約したり、ローンを組むことができるようになりました。
そして、18歳以上であれば証券口座も開設できるようになったことは、投資家を目指す若者たちにとって、とても大きな変化です。
たばこと飲酒、公営ギャンブルは変わらず20歳まではダメだね。
ぱちんこ・パチスロは元々18歳以上やで♪
18歳から投資を始める理由
早くから投資をスタートできれば、それだけ多くの実戦経験を積むことができます。
なによりこれからの長い投資人生、何十年という大きな「複利の力」を使うことが最大のメリット。
例えば、18歳に100万円を投資して年間利回り5%で運用することができれば、15年間で200万円、25年間で339万円、50年だと10倍以上の1,149万円まで資産が増えていくことになります。
40歳から同じように50年間運用したら…1,000万円溜まる頃には既に90歳。
複利の力を使うならコツコツと、末永く、若い時から投資を続けていくことが大事。
あのアインシュタインが人類最大の発明って言ったのが複利の力だよね。
18歳の証券口座とつみたてNISA
これまで20歳未満は未成年口座として開設できる証券会社も限定されていましたが、2022年4月1日からら18歳以上なら親の承諾なく一般口座を持つことができるようになりました。
国内株式の取引手数料はSBI証券や楽天証券は年齢に関わらずが無料(2023年10月以降)ですが、マネックス証券や松井証券、DMM証券などのは25歳以下という条件で無料になっています。
そんなお得な条件で株式投資ができるからこそ、18歳というだけで周りの投資家より少しだけ優位な立場でスタートできます。
2024年からは年間投資が360万円、非課税期間も無期限という新しいNISA制度に変わるため、これから投資を始める人にとっても絶好の機会と言えます。
証券会社の手数料無料枠や新NISAを知らずに何もせーへんかったら損やで。
法改正運命の分かれ道
両学長 リベラルアーツ大学
2022年4月25日公開
第282回 【お金の話】成年年齢引き下げ!18歳の新成人が「やるべきこと」「やるべきではないこと」【お金の勉強 初級編】
BANK ACADEMY / バンクアカデミー
2022年4月4日公開
【知らないと損】成人年齢が18歳に引き下げによる、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの変更点を解説
投資は若くからコツコツと
私が株式投資を始めたのは、社会人1年目にボーナスを株式とFXに突っ込んだ23歳。
100倍以上のレバレッジが許されてた当時、見事に玉砕してしまい、30第後半までは株式投資から遠ざかっていました。
18歳から株式投資を始めるなら、少額から無茶をせず、長続きして複利の力を活かせるような投資スタイルを心がけましょう。