米国ETFのAGGとは
米国ETFのAGGって何?
ブラックロック社が提供・運用するAGG(iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)は、アメリカの債権に投資できる米国ETF。
米国の優良債権10,000本以上、約7割が信用格付けAAAで構成されているため、安定感バツグンな分散投資ができる商品です。

米国債権のETFって手堅いイメージがあるよね。

債権は株式投資のヘッジにも有効やしな。
AGGの概要
商品名称:AGG
運用会社:ブラックロック
純資産額:904億ドル
設定日付:2003年9月22日
投資対象:米国債権
組入銘柄:約10,926銘柄
分配利回:2.26%
経費率:0.04%
※2023年5月時点の銘柄情報
AGGは純資産総額9040億ドルと超大型で、運用するのも世界最大級の運用会社ブラックロックです。
そして、組み入れ銘柄数は10,000銘柄を超えている商品。
リーマンショック時もコロナショック暴落相場でも、下落率は5%に収まりながら、分配利回りが2%前後もあるところが、世界中の投資家が安定感を求めてアセットアロケーションに組み込む理由ですね。
大きな値上がりは期待できなくとも、低い経費率で不景気にも強く、インカムゲインによる利益に期待できそうです。

経費率が0.04%ってゆーのも最強の魅力やな!
類似商品との比較
バンガード社が提供・運用するBNDも、純資産総額も835億ドル、組入銘柄数10,167銘柄、経費率も0.03%とAGGに負けず劣らず。
かなり対等したスペックになっているので、米国債権に投資したい時は、バンガードとブラックロックどちらを贔屓するか…くらいの気持ちで選んで良さそう。
唯一ネガティブな要素を挙げるとすれば、絶好調の米国でもこの18年間でトータルリターン2倍程度と大きな値上がり益までは期待できないところ。
投資信託で債権に投資するなら、組入銘柄数や構成されている債券格付けとしては分散力・安定力に劣りますが、eMAXIS Slim先進国株式が信託報酬料も安くて定番の商品です。


銀行に定期貯金するくらいなら債権ETFの方が絶対に良いでしょ。
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アセットアロケーションの配分
資金が少ない今は株ほぼ100%の状態なので、資産が大きくなってきたら債権を少しずつ組み入れていきたい。
今は日本もアメリカも超低金利状態で、これから金利が上がっていくことを考えると、債権ETFの買い時は次の金利下落局面が見えてきた頃がいいかなー。
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