成長株の8つの条件
遠藤洋さんの「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」で紹介されている8つの条件は、数ある小型株から成長を期待できる企業を探し出すための大切な手がかりです。
条件1:上場して5年以内の会社
条件2:時価総額300億円以下
条件3:創業社長が現役
条件4:社長や経営幹部か大株主
条件5:高学歴の新卒社員がいる
条件6:社員の平均年齢が若い
条件7:みんなが欲しがる商品を提供
条件8:株価チャートが上昇トレンド
明確にスクリーニングできそうな条件もあれば、判断するのが難しい条件もあるなー。
みんなが欲しがる商品ってのはアバウトな感じやな。
伸びしろと勢いのある企業
大きな成長を期待する以上「時価総額300億円以下」であることは、時価総額・株価の伸びしろとして重要。
2008年から2020年の12年間で10倍以上に達したことがある銘柄が839社もあるそうです。
その8割超が時価総額100億円以下という事実。
時価総額が小さいうちは個人投資家の割合が多いですが、成長する過程で機関投資家が入ってくると一気に株価が上がる。
その伸びしろを埋めていくためには「上場5年以内」や「社員が若い」といった力強さと勢いを備えている企業がポイントになってきます。
時価総額が小さくなるほどリスクは大きいからね。
資産を託すことができる社長
小型株だと「創業社長が現役」と「社長や経営幹部が大株主」の社長に関わる2つのポイントは、凄く大きな要素だと思っています。
さらに、社長が登場する記事・動画をチェックして、事業にかける情熱やビジョンを理解し、人を引き付ける人柄を見極めます。
自分の資産を託す企業だからこそ、自分が「この社長ならやってくれる!」と思えるような人じゃなければ、失敗した時に後悔しか残りません。
雇われ社長・サラリーマン社長の中にも優秀な方々はたくさんいますが、自分が創業して大株主の会社であれば人生をかけてビジョンを成し遂げる、その熱量はハンパないはずですから。
孫さんとか三木谷さん、前澤さんも、オーナー社長の勢い熱量は圧倒的やもんな。
3倍株の8つの特徴
耳で聞く投資勉強チャンネル
2020年7月21日公開
1年で株価が3倍になる成長株の8つの特徴
馬渕磨理子の株式クラブ
2021年12月3日公開
【初心者必見】このサインが出たらすぐに株価が高騰します!
自分なりの条件を見つける
この8つの条件全てを満たした銘柄があったとしても、著者とは時代も環境も違うし、人の真似だけをしている限りは、その他大勢の勝てない個人投資家と同じ結果になりそう。
今回の書籍のような知識を色々と学び、これまでの経験をふまえて、自分なりの条件にカスタマイズしていくことをしたい。