高配当株投資のリスク
高配当株投資は配当金で安定的なインカムゲインを狙う投資スタイルですが、業績悪化による株価の下落リスクや減配リスクは理解しておきたい。
配当金の源泉は企業が稼ぐ純利益。
配当利回りだけでなく、継続的に成長が期待できる企業の中で、積極的で無理のない配当性向の銘柄を選ぶことが、安定した高配当株投資を実現します。
配当金で定期的な収入が得れるからリスクは低そうだけどなー。
高配当銘柄は成熟企業が多いからね。
値下がりのリスク対策
たとえ高配当な銘柄を保有していても、配当金以上に株価が下がってしまったらトータルリターンはマイナスです。
高配当株投資で銘柄を選ぶ場合は、PERやPBRといった株価指標を確認しながら、できるだけ割安な状態で購入することがポイント。
そして、その企業がどのような事業でどれくらいの業績なのかは把握しておきたい。
決算情報や業績予測、中長期計画で企業の成長性と安定感を見極め、しっかりと稼いでくれる企業へ投資することが大切です。
業績が不安定なら暴落する前に損切りしたいからね。
減配リスクの対策
高い配当利回りを実現できている理由を知っておく必要もあります。
配当金に対して株価が割安な状態だからなのか、配当金を多く出し過ぎているか、一時的な記念配当なのか。
配当性向50%を超えている企業は、稼いだ純利益の半分以上を配当金にしているので、株主に還元していると言える反面、そろそろ還元できる配当金に限界がきている状態。
減配リスクを小さくするためには、無理のない配当性向は30〜50%を維持しながら、企業の成長と共に増配してくれる銘柄が理想的です。
決算説明で目標とする配当性向を明言してくれる企業は信頼感があるもんな。
高配当株を避ける理由
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高配当株投資は株式投資のゴール
株式投資のゴールである『労働に縛られずに楽しく生きる人生』のために、高配当株投資の勉強・準備はしておきたい。
今は小型株でも株主還元意識が高く、企業が成長して将来的に高配当株になってくれそうな銘柄に投資をしています。