配当控除で税金還付
確定申告で配当控除する時のポイントは?
証券口座で「源泉徴収あり特定口座」にしている人は、配当金を受け取る時に20.135%か源泉徴収されています。
その一部の10%程度を取り戻すことができるのが「配当控除」です。
確定申告では「配当控除」と「繰越控除」のどちらを選ぶかが、節税の大きなポイントになります。

配当金を受け取った年は確定申告するべきかどうか考えないとね。

配当控除は米国株やと適用されないから、国内株の特権やで。
配当控除のしくみ
確定申告で配当金を総合課税として申告すれば、所得に応じて税率が決まります。
国内株の配当控除は10%なので、源泉徴収された20.315%+10%=30.315%より所得税が低くなる場合に還付されるしくみです。
そのため、所得900万以下の人だけが対象になるのが、配当控除の注意すべきポイントになります。

所得が900万円を超える人は所得税が33%以上だから、総合課税で申請しても還付されないってことね。
配当控除or繰越控除
配当控除は配当金を総合課税として申告することになるため、申告分離課税による繰越控除は使うことができません。
そのため、株式投資の売買損益計算と配当金のトータルがマイナスであれば、確定申告で申告分離課税を選択して繰越控除をする方が基本的に優良です。
株式投資の売買損益計算と配当金のトータルがプラスで、3年間引き継げる繰越控除を使い切っていれば、総合課税を選択して配当控除をしましょう。

とにかく、配当控除と繰越控除ってゆう制度があることを知っとくことが大事やな。
配当控除でガッツリ節税
税理士YouTuberチャンネル!! / ヒロ税理士
2021年3月30日公開
配当金の節税策!実は課税所得900万円以下の人は株の配当の確定申告をして『配当控除』で税金を取り戻すのがおトクです!
悔しいけど繰越控除
去年は悔しくも損失を出てしまってるので、今回の確定申告では、申告分離課税を選択して繰越控除をすることになります。
毎年安定した利益と配当金を受け取って、確定申告で配当控除するような投資家になりたい。
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