米国EFTのDHSとは
ウィズダムツリー社が提供・運用するDHS(WisdomTree U.S. High Dividend Fund)は、毎月分配金が受け取れる珍しい米国ETF。
経費率は少し高くなりますが、バンガードの高配当ETFのVYMより分配利回りは高く、300銘柄以上の高配当株へ分散投資ができるのが特徴です。
米国ETFの定番はバンガードとブラックロック、ステート・ストリートの世界三大運用会社だよね。
個性的なETFが多いのがウィズダムツリーやな。
DHSの概要
商品名称:DHS
運用会社:ウィズダムツリー
設定日付:2006年6月16日
純資産額:11億ドル
投資対象:ウィズダムツリー高配当指数の上位銘柄
組入銘柄:約382銘柄
分配利回:約3.78%
経費率:0.38%
※2023年11月時点の銘柄情報
ウィズダムツリーは自らの連動指数を開発する、ETFに特化している珍しい上場企業です。
独自の指数である「ウィズダムツリー高配当指数」を構成している銘柄のうち、上位を占める約300銘柄以上に投資するのがDHS。
経費率は0.38%とメジャーどころのETFに比べたら少し高めにはなっていますが、300銘柄以上への分散投資でありながろ、分配利回りは3.7%という高配当。
さらに、年12回・毎月分配金を受け取ることができるのがDHSの最大の特徴です。
安定した不労所得が目的なら、毎月配当金が入金される感覚はええよなー。
類似商品との比較
構成銘柄は約300銘柄以上なので、高配当ETFのHDVやSPYDよりしっかり分散でき、分配利回も3.0%なのでVYMより高い水準です。
DHSのように毎月分配が受け取れる米国ETFといえば圧倒的な規模を誇るブラックロック社のAGG。
AGGはアメリカの優良な債権10,000本以上、約7割が信用格付けAAAで構成されている安定感の高い米国ETFです。
とにかく「毎月分配金を受け取って使いたい」という人ならDHSやAGGが有力候補になりますが、「分配金は4ヶ月に1回しか引き出さない」という人なら主要な米国高配当ETFを選んだ方がトータルリターンは大きくなりそうです。
国内の投資信託でも毎月分配型はあるけど、信託報酬率は1%以上のものが多いもんね。
高配当三銃士
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2023年4月15日公開
【高配当ETF】ウィズダムツリーの高配当三銃士!と、Tracers全世界株を買わないと思う理由。
カエルの投資 Vlog
2023年3月11日公開
【毎月分配】YouTuberが勧める毎月分配の米国高配当ETF!
配当金を毎月のお小遣いとして
息子が小学校になったら毎月の分配金をお小遣いにして、金融資産・金融収入を体験してもらうのも面白い。
100万円分あれば配当利回り3.8%でも毎月2,500円くらい。
毎月のお小遣いを使い切るか、再投資でお金のなる木を育てるかは息子次第です。