SPYDとは
ステート・ストリート社が提供・運用するSPYD(SPDR Protfolio S&P500 High Dividend ETF)は、配当金で生活を豊かにしたい人にぴったりな米国ETF。
米国のS&P500構成銘柄のうち配当利回りの上位80銘柄へ、低い手数料(経費率)で分散投資ができる魅力的な商品です。
その中でも一番分配利回りが高くなってるのがSPYDやな。
SPYDの概要
商品名称:SPYD
運用会社:ステート・ストリート
設定日付:2015年10月22日
純資産額:58億ドル
投資対象:S&P500の高配当米国企業
組入銘柄:約78銘柄
分配利回:約4.47%
経費率:0.07%
※2023年10月時点の銘柄情報
ステート・ストリート社はバンガード、ブラックロックに並ぶ世界三大運用会社のひとつ。
S&P500の高配当ランキング上位80社に均等に分散投資されていることが特徴です。
経費率も0.07%と超低コストでありながら、米国ETFの中でも圧倒的な高配当・高分配利回りなのも大きな魅力ですね。
構成銘柄で多くなってるのは不動産と金融セクターやって。
類似商品との比較
米国高配当ETFの中では、バンガード社のVYMが純資産総額が大きく、構成銘柄数も400社以上と分散効果が高いので安定感があり。
ブラックロック社のHDVはエネルギーやヘルスケアといったディフェンシブなセクター比率が高く、財務健全性を重視した約70〜80銘柄で構成されているのが特徴。
経費率はどのETFも優良ですが、やはり分配利回はS&P500の中で高配当銘柄TOP80銘柄を集めたSPYDが最強です。
分配利回りを最重要視するなら「SPYD」やけど、減配増配が激しいのが心配かな…。
SPYDが選ばれる7つの理由
両学長 リベラルアーツ大学
2019年9月21日公開
第66回【高配当ETF】高配当株マニアがSPYDに投資している7つの理由【株式投資編】
BANK ACADEMY / バンクアカデミー
2023年4月30日公開
【徹底比較】新NISAで選ぶのはVYMよりSPYDがいい?配当利回りや構成、トータルリターンなどを比べてみた
高配当ETFで完全な不労所得
高配当の米国企業80社に分散投資して、定期的にリバランスしてくれるなんて、私の中でSPYDは理想的な不労所得候補です。
配当金で生活しようと思ったら定期的に生活費を取り崩すことになるので、トータルリターンより、できるだけ多くの分配金を届けてくれる方が気持ち的には嬉しいですね。
配当生活にはある程度の資産が必要なので、まだまだ先の話ですが…。