米国ETFのVOOとは
バンガード社が提供・運用するVOO(Vanguard S&P500 ETF)は、S&P500指数に連動することを目指している米国ETF。
同じバンガードの米国ETFとしては、米国全体3,500銘柄以上に投資するVTIに対して、主要銘柄500選に絞り込んだVOOという特徴の違いがあります。
S&P500はGAFAMを含む厳選された米国企業500社って感じだね。
バフェットが「遺産の90%をS&P500に投資しろ」って言うくらい信頼してる指標やで。
VOOの概要
商品名称:VOO
運用会社:バンガード
設定日付:2010年9月9日
純資産額:3,328億ドル
投資対象:米国S&P500の全構成銘柄
組入銘柄:約505銘柄
分配利回:約1.82%
経費率:0.03%
※2023年11月時点の銘柄情報
S&P500は米国企業の中でも代表的な500銘柄を集めた指標。
そのS&P500に連動することを目指すVOOは、2013年5月1日時点で144.96ドルだった基準価格が、10年後の2023年5月1日に381.79ドルまで成長しました。
これは10年間で基準価格が2.63倍になったということ。
2022年1月4日には439.07ドルと最高値をつけており、経費率が低く、成長と分配金の両方で大きなトータルリターンを狙える米国ETFです。
経費率0.03%ってことは、100万円を投資しても僅か年300円で運用してくれるってことやもんな。
類似商品との比較
S&P500を投資対象にした米国ETFは他にもブラックロックのIVV、ステート・ストリートのSPYなどがあります。
IVVもVOOと同じく経費率0.03%と低コストで、ここ5年間の分配金利回りはIVVが高くなっています。
SPYは1993年からと歴史は古く、純資産総額も大きいですが、経費率は0.0945%とVOOより僅かに高くはありますが、一般的な米国ETFの中では比較的安い方です。
まだまだGAFAMとかテスラに期待するならVOOだね。
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