米国ETFのVYMとは
米国ETFのVYMって何?
バンガード社が提供・運用するVYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、高配当と株価の値上り益の両方に期待ができる米国ETF。
約400銘柄もの高配当株へ分散投資しながらも、約3%以上の分配利回りがあるのは、株主還元意識の高いアメリカの企業だからこそです。

VYMは高配当ETFの中でも抜群に分散が効いとるな。
VYMの概要
商品名称:VYM
運用会社:バンガード
設定日付:2006年11月16日
純資産額:509億ドル
投資対象:大型で高配当な米国企業
組入銘柄:約443銘柄
分配利回:約3.28%
経費率:0.06%
※2022年11月18日の銘柄情報
構成銘柄のリバランスが年に1回だけということもあり、経費率が0.06%と圧倒的に低コスト。
そのコストで約400銘柄もの高配当銘柄へ分散投資できるというのがVYMの最大の特徴です。
FTSEハイディビデンド・イールドっていう指数に連動しており、構成銘柄からは不動産のREITが除外され、金融と生活必需品がメインになっています。

高配当ETFの中だと配当利回りは低めだけど、過去の実績で見るとトータルリターンは優秀だよ。
類似商品との比較
米国高配当ETFといえばバンガードのVYM、ブラックロックのHDV、ステート・ストリートのSPYDです。
不景気に強いエネルギーやヘルスケアセクターで構成しているのがHDVで、高配当(分配利回り)だけで見るとSPYDが強い。
その中でも純資産額が大きく、分散できる組入銘柄数が多く飛び抜けているのがVYMです。
分配利回りだけを見るとHDVやSPYDより低くい印象ですが、VYMは2016年末に75.77ドルだった基準価格は、現在109.85ドルと5年間で1.45倍にもなっています。


VYMとは?特徴・メリット
カミシロ投資スクール
2020年8月1日公開
VYMとは? 特徴、メリット、デメリットについて
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