SBIのVTI
SBIアセットマネジメントが運用する「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」は、米国ETFの「VTI」を投資対象にしている投資信託。
本家VTIに比べると手数料(信託報酬率)は少し高くなりますが、米国ETFではなく投資信託になるため、分配金を自動で再投資してくれるのがメリットです。
VTIは米国株4,000銘柄以上に分散できる米国ETFやで。
最近は金利引き上げで株価も停滞してるけど、ここ十数年の米国経済は順調だったからねー。
投資信託の概要
商品名称:SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
運用会社:SBIアセットマネジメント
設定日付:2021年6月29日
資産総額:約1,904億円
投資対象:VTIに準ずる(米国上場企業)
組入銘柄:VTIに準ずる(約3,824銘柄)
分配利回:再投資
信託報酬:0.0938%
※2023年10月時点の銘柄情報
米国ETFの「VTI」はバンガード社が提供・運用する、米国企業約4,000銘柄以上に分散投資ができて、経費率が0.03%と破格の低さになってるのが最大の魅力です。
また、1口あたり190ドル(約27,500円)なので、毎月定額を積み立てていくドルコスト平均法には不向き。
本家VTIに比べて手数料(信託報酬率)は高くなりますが、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」は100円から積み立てができ、分配金の再投資も手間いらず、二重課税の確定申告も必要ありません。
米国ETF100円から購入できる投資信託のメリットは大きいなー。
類似商品との比較
同じく本家VTIを投資対象にしてる「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、2017年9月から提供されているだけあって、かなり純資産総額の大きな投資信託になっています。
そこに対抗するためにも、後発の「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」低い手数料(信託報酬率)に設定されてるのが魅力。
また、投資信託の場合は分配金の再投資や二重課税(確定申告)の手間がかからないというのもメリット。
基本的に米国ETFには取引手数料が発生しますが、SBI証券や楽天証券、マネックス証券など、VTIを含む主力銘柄は手数料無料になっています。
米国ETFは売買の時にドルに換える為替手数料が発生するで。
SBI・VTIが誕生!
ミニマリストゆみにゃん
2022年6月19日公開
【お金】楽天VTIとSBI-VTIどっちがいいの?/節約/貯金/蓄財/投資/NISA/iDeCo/インデックス
BANK ACADEMY / バンクアカデミー
2021年6月2日公開
【大注目】SBI・VTIが誕生!楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式と、投資先や手数料などを比較してみた
つみたてNISAの有力候補
米国企業へ投資できるつみたてNISA銘柄としては「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が最も信託報酬率が低かったけど、2021年の6月に「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」が登場して最安に。
「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はS&P500指数に連動する投資信託なので「VOO」よりですね。
こうやって、米国ETFでしか投資できなかった分野に、低コストで投資できる投資信託が増えるのは嬉しい限りです。