ジャクソンホール会議とは
経済問題を議論する場所
ジャクソンホール会議は主要国の中央銀行総裁や経済学者が集まって、世界経済の政策について議論される場所。
基本的に毎年8月後半に開催されています。
本来は経済問題を解決するための会議なので、金融政策についての発言があるかは分かりませんが、注目されてるのはFRB議長の講演パート。
中央銀行の総裁だけじゃなく、政治家や経済学者、専門家も集まる、かなり大きなイベントです。
株価に与える影響
2010年にバーナンキ議長が量的緩和政策の導入を発言して株価は上昇しました。
また、2013年のジャクソンホール会議では、当時のバーナンキFRB議長の発言が「バーナンキショック」と言われるくらい、株価が急落したこともあります。
やはり、テーパリングや利上げなど、投資家が予測していなかったサプライズ発言があった場合には、株価も大きく反応するようです。
ジャクソンホール会議の後には、アメリカの金融政策を決める「FOMC」もあるため、どこで匂わせ発言が出てくるのか注目しておきましょう。
ジャクソンホール会議の焦点
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相場全体の流れを掴む
学びと体験
全世界で同時に起こったコロナショックからの金融緩和もあり、世界の中でも先行して経済回復しているアメリカの経済や金利政策の動きは気になります。
国内・米国問わず、相場の流れを見ていくことは、投資戦略の幅が広がりそうなので、色々と注目していきたい。