2022年1月15日にインヴァスト証券株式会社がストスマートプラスから、育てるFX投資サービス「マイメイト」がリリースされました。
AIエージェントと呼ばれる強化学習型(人工知能)のキャラクターが最大の特徴。
証券口座のサイトやアプリから、成行・指値注文でトレードをする通常のFX投資とは違い、自分が選んだり、育てたAIエージェント達が自動売買をしてくれる、シミュレーションゲームの要素を感じるサービスになっています。
手数料の割高さから敬遠されがちなロボアドバイザー投資ですが、せっかく自動売買にチャレンジするなら、自分だけのキャラクターを育てて、チームをつくる「マイメイト」は楽しみながら投資ができる!
この記事では、インヴァスト証券口座の申し込み手順からマイメイトの登録、AIエージェントの育て方まで、、必要になる初期費用の金額を紹介していきます。
キャラクターを育てて自動売買をするって、なかなか振り切ったサービスをやる証券会社やな。
自分の投資スタイルをAIが学習してくれるところが可愛い教え子みたいだね。
1:インヴァスト証券株式会社のマイメイト
インヴァスト証券はFX自動売買の「トライオートFX」(旧:シストレ24)やETF自動売買の「トライオートETF」など、自動売買に特化したサービスを得意としている証券会社。
そのインヴァスト証券が2019年8月に「MAiMATE/マイメイト」のβ版が始動しました。
当初は売買シグナルを配信するサービスでしたが、2022年1月に自動売買のサービスとして正式にリリース。
国内金融事業の口座数は43万口座(※)、2022年度3月期決算では預り証拠金額が960億円を突破しています。
※2021年3月末の決算報告資料
競合となる楽天証券の口座数は900万口座、SBI証券は1,000万口座なので、日本ではまだまだこれからですが、他社にない新しいサービスで楽しませてくれるのを期待したい♪
大手じゃなくても、こういう新しいことやってくれる証券会社って、なんか惹かれてまうよなー。
2:育てる選べるFXトレーダー
マイメイトはFX自動売買のサービスです。
これまでにない大きな特徴は、AIエージェントと呼ばれるキャラクターを選んだり自分で育てることで、自分に代わってFXを自動売買してもらうシステム。
資産が増えるも減るも、自分がつくるチームj次第!
口座開設が完了したら、たった5つの質問に答えて、半日ほど待つだけで、新しいAIエージェントが卵から誕生します。
Step1:通貨ペアを選ぶ
Step2:テクニカル指標を選ぶ
Step3:参考にするニュースを選ぶ
Step4:教育方針を選ぶ
Step5:名前を付ける
記念すべき初めてのAIエージェントなので、可愛くて呼びやすい「かりん」ちゃんと名付けました。
今の株式投資は全力で信用取引しているので、早く「借りん」でも良くなるように♪
選んだ指標やニュースによって、AIエージェントの性格・売買の基準が変わってくるんだろうなー。
3:マイメイトを始めるまでの手順
サービスを利用するために必要な手続きは2つ。
マイメイトの口座連携にはインヴァスト証券の口座開設だけでなく、「マイナンバーのご用意」と「マイメイト登録」が必要になります。
①インヴァスト証券口座の開設
②マイメイトアカウントの作成
①インヴァスト証券口座の開設
まずはマイメイトの申し込みページから「無料口座開設はこちらから」をクリックして、インヴァスト証券の口座開設をスタート。
入力は2ページの後、確認ページ、書類提出の画面へと進み、最後はスマホカメラを使った本人認証まで、約5~10分で申し込みは完了します。
私の場合は申し込み手続きをしてから、僅か2日後に「口座開設審査結果のお知らせ」のメールが届きました。
新しいパスワードを設定して、インヴァスト証券口座にログインしたら、トップページにある「マイメイト」をクリックして、マイメイトアカウントの作成に進みます。
②マイメイトアカウントの作成
マイメイトのページにある「新規登録」から、メールアドレス、ニックネーム、パスワードを入力するだけ。
登録したメールアドレスに「アカウント認証」のメールが届いたら、メール本文の「アカウント認証はこちら」をクリックして登録は完了です。
さあ、これでAIエージェントが作成できる状態になりました!
口座開設がオンライン手続きとメールだけで完結するのが手軽でいいよね。
4:初期費用10万円からスタート
2022年7月2日から最低取引数量が0.5Lot=5,000通貨になったおかげで、マイメイトは10万円からでもスタートできるようになりました。
米ドル(USD/JPY)なら1ドル=138円とすると、最低の取引でも69万円が必要になります。
そして、マイメイトでも一般のFX会社と同様に、証拠金の最大25倍までレバレッジをかけることが出来ますので、69万円÷25倍=27,600円あれば取引可能。
とはいいつつも、ギリギリの証拠金しかなければ、ちょっとマイナスになっただけで強制ロスカットになってしまいます。
そうならないように、ある程度余裕を持った証拠金で始めましょう。
マイメイトのエージェント管理画面では現在の証拠金額(有効証拠金額)と必要証拠金がしっかり見えるし、バランスメーターとして「超危険水準」「危険水準」「高い」「とても良い」「低い」の5段階で評価を表示してくれます。
また、分散投資状況による5段階評価や運用アドバイスも見ることができます。
私は米ドルより最低証拠金が少なくて済む豪ドル(AUD/JPY)を選び、有効証拠金15万円でスタートしてみました。
豪ドル(AUD/JPY)で最低取引数量0.5Lotであれば、7.5万円でも資金効率は「とても良い」になっています。
10万円で遊べて換金もできる、ちょっとリッチな投資シミュレーションゲームって感じだね。
5:エージェントの育て方
私がマイメイトに登録して初めて誕生したエージェントは水色で麻呂眉毛の犬タイプなキャラクターでした♪
どんなキャラクターでも売買シグナルは1日1回20時頃にあり、新規売買することもあれば、取引をしないという判断もあります。
そして、エージェントはトレードを繰り返すことによって、少しずつ学習して育っていきます。
育てるうえで専門的な知識も手間も必要なし。
1週間に1回だけ、売買してきた取引をふりかえり、「褒める」「叱る」を伝えるだけ。
1回の育成でエージェントの性格が大きく変わらないように、自分のスタイルを何度も何度も教えこみながら、少しずつ成長してくれるしくみになっているそうです。
新規売買を「褒める」ことでポジションを積極的に取りに行ったり、損切りや利益を伸ばす保有継続判断を「褒める」と損小利大で勝負する性格に育ったり。
負けた取引を「叱る」だけでは、取引に臆病なエージェントになってしまうかもしれません。
私は褒めて伸ばす育成方針で育てたい。
アルファ碁などで有名な「Googleの強化学習型のアルゴリズム」が採用されていて、ひとつとして同じエージェントに育つことはなく、みんな違う個性を持つそうです。
ロボアドバイザーが負けるとイライラするけど、エージェントが負けても可愛く感じるのは不思議やな。
6:ヒントが詰まったマイメイトブログ
マイメイトではエージェントを育てるブリーダーに向けた「マイメイトブログ」を運営しています。
マイメイトのはじめ方からリリースされた新機能の解説、マイエージェントコンテストの月間結果発表など、これからはじめる人にとって必見の攻略ブログです。
‣マイメイト「エージェント」の探し方・選び方
‣マイメイト初期資金の考え方、初期資金を抑えるコツ
‣マイメイトの通貨ペア、取扱い種類や運用に役立つ注目ポイント
‣AIエージェントは「いいね」「ダメ」をどんな基準で理解しているか?
‣「エージェント」の成長強化に!『コピー学習機能』
‣「バランスメーター」リニューアルのお知らせ
マイメイトは卵からかえったエージェントをゼロから育てることもできますが、他の投資家が育てた優秀なエージェントを選ぶことからスタートをするのも近道です。
取引したい通貨ペアや過去の取引履歴から探すこともできるし、単純に成績の高いクラスやレーダーチャートであれば頼もしい限り。
色んな個性のエージェントを選りすぐり、自分だけのトップチームをつくって戦えるのも楽しいポイントです。
定期的に取引の成績を評価しながら、不調続きのエージェントを成績の良いエージェントと入れ替えていくことも大事ですね。
FX投資が初心者であっても、成績優秀なエージェントのチーム編成次第では、古参に負けず劣らない戦いもできるはず!
マイメイトは育てることが魅力の一つ、選ぶことが勝利への第一歩!
株や投資信託、債券、コモディティ…そしてFXと、色んな選択肢を準備しておくことが大事だよね。
7:マイメイトの実績とアドバイス
私はマイメイトを15万円でスタートし、約1か月間「かりん」ちゃんを育ててみました!
結果はマイナス8万円…
マイメイトの必勝法することは叶いませんでしたが、こうしておけば良かったというポイントはたくさん見えてきました。
①最初は育てるより選ぶ
②複数のエージェントでチームをつくる
③マイメイトBlogを読む
マイメイトには他のブリーダーが育てた優秀で評価の高いエージェント達が沢山います。
そして、1つの通貨・1体のエージェントだけで運用するのは、個別株に集中投資しているギャンブルと同じ。
最初は、優秀なエージェントを選抜して、ゴールデンチームをつくり、資産を分散するのが吉。
マイメイトBlogのノウハウを学びつつ、そのチームでうまく運用できるようになってきたら、自分のエージェントを1体投入したい。
最強の代表チームでも、新人に実戦経験を積ませることが、層が厚く総合力の高いチームをつくる鉄則ですから。