少人数私募債とは
少人数私募債って何?
企業が発行する社債には、ソフトバンクグループのように大々的に募集をかける公募債以外に、50人未満という条件で募集をかける少人数私募債があります。
発行するのは中小企業が多く、国が発行する国債や大企業の公募債に比べて、当然倒産リスクも大きくなってくるため、年利数%から10%以上など、高金利が期待できる債権です。

債権ってディフェンシブな投資やけど、少人数私募債は攻めの債権って感じやな。

ソフトバンクグループの社債が年利2.48%もあって話題になってたからねー。
少人数私募債のルールとメリット
50人未満に対して総額1億円未満といったルールがある代わりに、行政手続が不要だったり、社内に社債管理者を設置しなくても良いなど、ハードルの低さが企業側のメリットになっている少人数私募債。
社債を発行して資金調達をする場合、銀行へ金利を支払うくらいなら、自社の社員に還元したいという気持ちで、社員を対象として募集をかけるケースも多いようです。
社債の利息も年1回が一般的なので、企業にとっても負担が少なく、金利を高めに設定しやすいのも特徴。
一定期間保有し続けることで、比較的高い金利を定期的に受け取ることができれば、社員からしても魅力的な制度に思えます。

従業員の経営参加の意識も高くなるし、モチベーションも上がりそうだね。
少人数私募債へ投資できるSiiibo証券
少人数私募債は社債と同じく、投資期間(満期指定)が決まっていて、保有期間中は定期的な利子収入(単利)のインカムゲインが受け取れるし、満期になれば元本は100%償還されます。
そんな少人数私募債にネットで投資できるのがSiiibo証券。
2022年5月時点における取り扱い実績は、年利2.0%〜6.5%と高金利なので、債権投資・社債投資の中でも攻めた戦略をとることができますね。
株式投資をしていても社債に投資する機会はなかなかありませんが、こういう証券会社が増えてくると社債投資もスタンダードになってくるかもしれません。

Siiibo証券は取引手数料無料やで。
5分で分かる私募債
【船井総研チャンネル】中小企業向け経営ノウハウ!Funai online
2021年9月7日公開
私募債のメリット・デメリット|船井総研【解説】
小規模私募債が身近な投資に
個人投資家の中でもあまり注目されていない債権、その中でも社債に対する投資経験者は少なく、少人数私募債になると認知度もかなり低いと思います。
今すぐ投資対象にしなくても、新しい投資対象・投資スタイルを知っておくことが、人より一歩先の道を進むことに繋がると信じてます。
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