株式投資のリスク
リスクと聞くと「危険」をイメージしがちですが、株式投資や金融では「不確実性」の意味で使われます。
株式投資としては時価総額の小さな銘柄は大型株ほどの安定感はありません。
大化けする可能性もあるし、暴落する可能性もあるというのが、価格変動リスク・不確実性になります。
株式投資はシナリオが重要って言うし。
何も考えずに投資してたら、不確実性だらけでリスクは大きいってことだね。
リスクを下げる方法
死ぬまでお金に困ることがないくらいの資産を持っている成功者でも、不確実性が大きく無謀な投資を続けていると、どこかで人生を狂わされるかもしれません。
例え小型株集中投資のようなリスクの大きな勝負でも、借金で幸せな生活を失わないように余裕資金の中で投資をすること。
不確実性の大きさや、何が不確実なのかを理解して、起こりうる何パターンもシナリオを想定しておけば、リスクの大きな投資=危険な投資ではなくなります。
最悪、ハイリスク・ハイリターンな投資の中で、保有株の価値がゼロになったとしても、失う資金額を想定して再挑戦するための資金を残しておけば、リスクを低く管理できていると言えます。
信用取引でレバレッジを大きくかけてたら、失う金額が予測しづらいからハイリスクってことやな。
資産状況にあったリスク管理
順調に資産を増やすことができたとしても、どこかで安定した投資スタイルへ移行することが大事だと思います。
永遠に大きな勝負を続けて、無駄に資産を大きくしても意味はありません。
自身の年齢や資産の状態に応じて、勝ち取りたいリターンの大きさや失敗した時のダメージを意識すること。
株式投資をする目的は何か、ゴールは何処かをしっかり見定めて、資産が大きくなるほど確実性の高い投資を心がけて、振り出しに戻されないようにしましょう。
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今は夫婦のつみたてNISA口座で全世界や全米投資信託をドルコスト平均法で買っていく超低リスク投資と、自分のお小遣いの範囲で小型株にレバレッジを掛けるハイリスク投資の二刀流です。
ハイリスク投資でどれだけ大失敗をしても、失うのは自分のお小遣いだけなので、家族の生活に被害を与えないというリスク管理を心がけて投資を楽しむようにしています。