オーナー経営の勢いは強い
渡辺清二さんの『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』では、以下の条件で未来の10倍株を探しているそうです。
①4年で売上2倍
②営業利益率10%以上
③オーナー経営
④上場5年以内
10倍株・100倍株の探し方って、なんて魅力的なタイトルなんや!
四季報の読み方が随所に書かれてるから勉強になるよ。
プロから学ぶ10倍株の条件
渡辺清二さんの4つの条件は、業績が伸びていて(①)、効率良く稼ぐ力があり(②)、事業の意思決定が早く(③)、可能性と勢いのある企業(④)ということ。
遠藤洋さんの『10万円から始める!小型株集中投資で1億円』で紹介されている8つの条件にも共通する部分があります。
そして、直近の10年間で10倍株が多かった業種は情報通信業、次に小売業、サービス業。
2008年のリーマンショックから2020年の12年間で、10倍以上に達したことがある銘柄は839社もあり、その8割超が時価総額100億円以下の企業だったようです。
これでどの業種でどんな会社を探せば10倍株に出会いやすいくなるのか、色々と見えてきました。
やっぱりオーナー企業の社長になると、熱量も行動力も、意思決定の早さも、パワーが違うもんね。
10倍株を絞り込む+αの条件
さらに、各企業のビジネスモデルや中長期経営計画、社長の魅力や将来性を見比べながら、10倍株になる確率の高い銘柄を見極めていきます。
1リスクを承知の上で、さらに2つの条件を加えておきたい。
⑤時価総額100億円未満
⑥情報・通信
売上や利益率、時価総額を絞り込むなら、過去10年間のデータが揃っているマネックス証券の銘柄スカウター「10年スクリーニング」が便利。
楽天証券やSBI証券ならスマホアプリで銘柄の四季報情報を見ることができ、上場年数や株主比率を調べることができます。
色んなツールを駆使しながらテンバガーの確率が少しでも高くなるような銘柄を探して行きましょう。
今はどのネット証券でも無料で口座開設できるから、便利なツールが使いたい放題やで。
スクリーニングしてみた結果
聞いて分かる投資教室
2021年2月3日公開
四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方でスクリーニングした結果
Zeppy投資ちゃんねる
2020年2月25日公開
【株価10倍狙い】大化け株を発掘する3つのポイント【テンバガーハンター】
小型株でも分散投資
この「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」というタイトルに惹かれ、その日にKindleで購入しました。
タイトルはイケイケですが、渡辺清二さんは本の中で20銘柄への分散を勧めてます。
10倍株を狙うこと自体、ある程度リスクは大きくなってしまいますが、一か八かではなく、リスクを分散しながらも10倍株を狙っていく投資が私の理想です。