東証市場の区分見直し
東証一部とプライム市場の違い
現在の東証上場企業は、2022年4月4日から新市場区分の「プライム市場」「スタンダード」「グロース」の3区分に再編されます。
今回の再編は東証一部の価値を高めることが目的なので、これまでの東証一部と新しいプライム市場の上場条件の違いに注目。
実際、2022年1月時点で東証一部は2,185社もありましたが、市場変更から1年以上経過した2023年8月時点プライムは1,834社になっています。
当初の目的どおり、プライムブランドを高めるために、上場企業の厳選が進んでいるようです。
TOPIX組み入れ銘柄の影響
東証一部の銘柄に投資している個人投資家にとって、東証再編後のTOPIX組み入れが重要になってきます。
日本取引所グループのサイトには「流通株式時価総額100億円未満の銘柄について、段階的ウエイト低減銘柄とし、2022年10月末から2025年1月末まで、四半期ごと10段階で構成比率を低減する」と記載あり。
TOPIXから除外された銘柄については、TOPIXに連動するような投資信託・ETFを運用するファンドの構成銘柄からも外される可能性が高く、該当銘柄を保有している場合は意識しておきたい。
また、2022年12月には市場区分の見直しに関するフォローアップ会議の中で、PBR1倍割れの企業に対して改善に向けた取り組みや方針の開示が求められました。
TOPIXに限らず市場再編によって様々なルールが変わろうとしています。
東証再編プライム関連で知っておくべきこと!
リンク
保有銘柄の適時開示に注目
学びと体験
2021年7月あたりから各企業は新区分の適合状況を発表し始め、2021年9月から申請して、そして2022年1月に新区分発表されました。
登場がPBR1倍以下の企業に対して改善を要請したり、最近は海外投資家の買いも増えてきているので、プライムブランドが盛り上がったらいいな♪