2つの小型株投資
小型株の中でも割安株への投資は、本来の企業価値より株価が低い時に買っておくことで、株価回復と企業成長の両方を狙っていきます。
対して成長株への投資は、PERが高くても業績も絶好調なら、5倍・10倍といった爆発的な株価高騰に夢を持つことができます。
同じ小型株でも割安株か成長株かで、リスクもリターンも全く違う投資になることは理解しておきたい。
割安株でも成長株でも、小型である以上はある程度の変動リスクを意識しとかないとね。
一攫千金を狙うなら絶対に余裕資金で勝負やで。
小型株のバリュー投資
スタンダード市場やグロース市場で時価総額300億円未満のような小型株でも、リスクを抑えながらリターンも取りにいきたいなら、割安株がおすすめです。
よく言われている割安の目安はPER15倍以下やPBR1倍以下。
PERやPBRは業種・業態によっても大きく水準が変わるため、同じような事業を展開する競合銘柄と比較することが大事です。
割安株は長期投資でじっくり利益を取りに行くイメージですが、小型株の場合は変動も激しいので、短期的な株価回復を狙いつつ、サプライズ的な大化けもダブルで期待して投資します。
PBR1倍割れ企業に対して東証が改善対策を要請したのも、割安株へ投資を考えるポイントかもねー。
小型株のグロース投資
とにかくハイリスク覚悟で大きな勝負をするなら、テンバガーを狙う小型の成長株です。
この社長とビジネスモデルなら必ず将来大企業になると信じ、自分の資産を託して成長するまて応援し続けます。
時価総額の小さな小型株だからこそ爆発的な成長に期待できる。
2~3年間で2倍になるような成長株を狙う中期投資と、数年で10倍以上を狙う長期投資があり、どちらも非常にリスクと夢のある投資になります。
昔のYahoo!や楽天みたいな企業を探し当てたら大金持ちやもんな!
バリュー株投資vsグロース株投資
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38【選定基準】バリュー株・グロース株って何??
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自分の性格に合った投資スタイル
小型株への投資は資産が増えるスピードも早いですが、引き際を間違えると資産を一気に溶かしてしまいます。
引き際を冷静に判断できる心、資産の上下が激しくても動じない気持ち、自分の性格を分析しながら、リスクの大きさや、楽しく投資ができるスタイルを選ぶのが正解ですね。