ETFとは
ETFって何?
ETF(Exchange Traded Fund)は日本語で上場投資信託。
投資信託と同じようにプロに資金を託して運用してもらう商品ですが、証券市場に”上場”しているため、リアルタイムに変動する価格に対して、成行注文や指値注文で取引されます。
まだ国内ETFは盛り上がりに欠けますが、米国ETFは運用規模が大きく、手数料(経費率)の安い魅力的な銘柄がたくさんあるので、日本の中で注目が集まっている投資商品です。

ETFって2019年頃だと認知度25%しかなかったんだって。

NASDAQとかS&P500が絶好調やから、米国イデックスETFに注目が集まってる感じやな。
投資信託と比べて嬉しいところ
投資信託は資産を託す運用会社・販売会社・信託銀行へ手数料(信託報酬料)を支払う仕組み。
対して、ETFは上場しているの運用会社の銘柄を直接購入するため、投資信託に比べて比較的手数料(経費率)が低く設定されています。
世界三大運用会社のブラックロック、バンガード、ステート・ストリートなど、資産総額が大きくバリエーション豊かなETFを上場させているのが米国市場。
また、ETFは決算期間中に発生した収益から費用を差し引いた全額を配当金として分配されるルールになっています。
インカムゲインを目的にしている投資家にとっては魅力的な商品です。

投資信託の場合は元本を取り崩して支払われる特別分配金もあるから注意やで。
投資信託と比べて残念なところ
投資信託には分配金再投資が選べる商品もあり、資産を大きくすることが目的の人なら、再投資の手間が省ける便利な仕組み。
ETFには配当金再投資の選択肢はありません。
また、日本株に投資するETF以外は配当控除を利用することもできません。
米国ETFについては、配当金の受け取りが二重課税になるため、確定申告で一部を控除申請しなければ損をしてしまいます。
米国ETFを購入する際にかかる為替手数料もデメリットですね。

特定口座の人にとっては、二重課税の控除申請のためだけに確定申告するのは面倒だよね…。
投資信託とETFの違い
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国内ETFにも期待
将来的には米国高配当株ETFで配当金生活をおくりたいので、今はETFに投資していませんが口座だけは準備万端です。
ファンドの規模も手数料の低さも、米国ETFと比べるとまだまだですが、これからの国内ETFの盛り上がりにも期待したい。
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