FOMCとは
注目の米国金融政策
アメリカのFRB(Federal Reserve Board)と呼ばれる米連邦準備制度理事会は、日本で言う中央銀行のような組織。
FRBは銀行ではなく理事会なので、実際に金融政策を実施するのは各地の連邦準備銀行になります。
特に金融緩和や利上げが予想される局面では、FRB議長の発言が株式市場に大きな影響を与えるかもしれません。
米国の政策金利が上がるような発言があると、消費者はローンが難しくなり、大きな買い物も控えはじめるので、急激なインフレを抑える代わりに景気は悪くなりがちです。
ジャクソンホール会議とFOMC
FOMCと並んで投資家の注目を集めているのが、全世界の中央銀行総裁が集まるジャクソンホール会議。
特に金利に関する施策が転換を迎えるような時期は、多くの投資家達がそれらのイベントに注目しています。
ジャクソンホール会議では、過去にバーナンキ議長の発言で、米国だけじゃなく日本の相場にも大きな影響を与えました。
米国の金融政策から相場の動きを推測するために、3ヶ月に1回のFOMC会見とジャクソンホール会議はセットで気にしておくべきイベントです。
FOMCを分かりやすく解説
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予想と発言の裏切りが影響
学びと体験
FOMCで発言に注目が集まりますが、企業の決算発表と同じで、世界中の投資家が何を予測しているかが大事。
金融緩和政策が予測される状態で、金融緩和の発言があっても株価は動かない。
こういった注目されているイベントでは、予想を裏切る発言があった時に大きく動くので、予想を予想しておく事が大事。
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