【収益指標】稼ぐ力をROEで数値化!効率よく利益を生み出す企業を探す

指標

ROEとは

Question

ROEはどんな指標?

ROE(Return on Equity)は企業の自己資本を使って、どれだけ効率よく利益を出せているかの指標

同じ資本力でも運用の工夫で高い利益を生み出す企業は強く、一般的にはROE8%以上が優良企業の目安と言われています。

こころん
こころん

投資信託でも運用利回り3%より8%の方が期待できるもんな。

あふろん
あふろん

ROEも自己資本をどれだけ効率よく運用して、高い利回りが出せているかを見る指標だね。

ROEの計算式

自己資本とは企業の総資本の中で返済する必要のない資金のこと。

稼いた利益を内部留保した場合や、増資をした場合など、分母の自己資本が大きくなるとROEは下ります。

分子の純利益が大きくなったり、配当金を多く出した場合や自社株買いをした場合など、分母の自己資本が小さくなるとROEは上がる。

EPSと同じように一般的には当期純利益で計算されていますが、翌期以降の予測純利益を使って評価する場合もあります。

こころん
こころん

自社株買いをしてくれるとROEは上がるし、EPSもBPSも上がるから、株主的には大歓迎やな。

ROEの目安

一般的にはROE8%以上になると経営の収益効率性は高いと言われています。

ただし、ROEが8%を超えているような企業でも、借り入れが多過ぎる企業は注意

少ない自己資金を借金でカバーしているだけなので、運用利回りは低いけど高いレバレッジ勝つことができている投資家と一緒です。

限りのある資本を上手く運用してくれる企業にこそ投資をしたい。

あふろん
あふろん

ROEが低過ぎる銘柄はシンプルに避けた方がいいね。

良い投資先を見分ける方法

中原良太の「株式予報」
2020年5月5日公開
ROE(自己資本利益率)を使って良い投資先を見分ける方法をゼロから解説

公認会計士ひねけんの株式投資チャンネル
2020年7月4日公開
【ROEってなに?】※重要 財務指標を超えた意味にも注目! 株式投資の基礎知識(入門編)15

保有銘柄のROEを確認

学びと体験

ROEの計算式で分母になっているのは純資産ですが、純資産に負債も含めた総資産で計算されるROAもあります。

保有しているのは小型株がほとんどなので、比較的ROE・ROAが高めの銘柄が多く、なかなか指標をうまく使えていないのが現状です。

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